このところ、よく見かけるのがシクラメンですよね。
ってこれってシクラメンですよね。自信ない...
3色取り揃えてみました。
シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草です。
学名は“Cyclamen persicum Mill”で、地中海地方原産、花期は秋から春。代表的には冬の花です。遅いのかな。でも、いまいちばん見かける気がする。
和名「豚の饅頭」と「篝火草」の二種類があるみたい。
「豚の饅頭」は、ある植物学者がシクラメンの英名「雌豚のパン」と言ったのをを日本語に翻訳した名。「篝火草」は見た日本の貴婦人が「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富次郎が名づけたと言われている。今見かけるのは「篝火草」の方で、今では和名を用いる人は聞いたことがない。
日本には明治時代に伝来。本格的な栽培は、岐阜県恵那市の伊藤孝重氏の手により始まり、高温多湿の日本の気候に合わず、様々な栽培方法が模索された。
戦後、急速
に普及し、日本での品種改良も進められ、黄色や二色、フリンジ咲き、八重咲きなどが出来たよう。日本における鉢植え植物では生産量はトップクラスで、冬の鉢植えの代表格として定着している。
戦後、急速
「死」「苦」を連想させるので見舞いに持ってゆくのはタブーとされている。
布施明の歌「シクラメンのかほり」がにヒットしたことによって香りがなかったシクラメンに香りの期待感や要望が多くなり、バラとヒアシンスを合わせたような香気を持つ栽培用シクラメンが一般に流通するに至ったとされている。