ゴールデンウィーク、みなさんいかがお過ごしですか?
明日はこどもの日ですね。
最近は見かけなくなったので探していたのですが、近所に小さな鯉のぼりを見つけました。
なかなかうまく風になびかなくて苦労しましたが、これが一番良く撮れていたかなと思います。
鯉のぼりとは鯉幟書いて、元来、江戸時代に武家で始まった端午の節句の旧暦5月5日までの梅雨の時期の、しかも雨の日に、男児の出世を願って家庭の庭先で飾られたものらしいです。
紙でも布でもよくて、鯉の絵を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを言って、「さつきのぼり」とも言うみたいですね。
現在は新暦の5月5日までなびかせ、夏の季語になっています。
なぜ、男の子の誕生を祝うのに鯉が描かれたかというと、中国二十四史ひとつである後漢書に、黄河の急流にある竜門の滝を多くの魚が登ろうとして鯉のみが登り切り、竜になることができたという故事成語に由来しているみたいです。立身出世の象徴が「鯉の滝登り」というわけです。
本来は黒い真鯉のみで、明治時代から真鯉と緋鯉の対で揚げるようになり、昭和から子鯉を添えるのが主流になりました。
竿の先に回転球や籠玉、矢車を付け、吹流しをいちばん上に、真鯉、緋鯉などを大きさの順に並べて揚げるのが一般的です。
季節を感じますが、本当に見かけなくなりました。
集合住宅のベランダから紙製のかわいらしい鯉のぼりを見るとそれでもなんだか嬉しくなりますね。
2 件のコメント:
アルカイックさんへ
本当に見かけなくなったね。。。
なんでだろう??
意味を失いかけてるからかな??
龍なんてカッコイイね~。
@志保さん、コメントありがとう。
名古屋の隣の稲沢市では鯉のぼりを染めてますよ。
結構有名です。
一軒家も少なくなったからね。
マンションのベランダのところに紙製のちっちゃい鯉のぼりを見ると微笑ましいけど、少し哀しい気になりますね。
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