2009年3月11日水曜日

日本水仙

近所のお宅の玄関先にきれいな水仙が咲いていました。

たぶん、日本水仙だと思います。花の知識ないので違ってたらすいません。

季節を感じるには遅いかもしれませんね。


水仙はスイセン属ヒガンバナ科に属するんですね。日本水仙、らっぱ水仙を総称して水仙と呼ぶようです。
原産地は主にスペイン、ポルトガルから地中海沿岸地域、アフリカ北部で、原種は30種類ほど知られているようですが、園芸用に品種改良されたものが広く栽培されているみたいです。
日本水仙は古来に中国を経由して渡来したといわれているらしく、有名なのは越前海岸の群落、福井県の県花になっています。

学名のNarcissusがギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来するのは有名な話ですよね。

水鏡に映った自分に恋をしてしまい、水面の像が想いに応えることがないため、憔悴して死んだというエピソード。だからこそ水辺で自分を覗き込むように咲くのだという。

とはいえ、この神話はクチベニ水仙のことで日本水仙のことではないです。

水仙という名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもので、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典が元みたいですよ。中国では水辺で咲く姿を仙人にたとえたと言われています。

他にも海外では水仙は希望の象徴であり、癌患者をサポートする団体の多くで、募金活動のキャンペーンに用いられていたりもします。国によってそれぞれですね。

花言葉は「うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘」。黄色の水仙は「気高さ・感じやすい心」、白は「自己愛」 です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

豆腐さんへ

面白ーい!
そういう由来があるんだね。。。
昔の人は想像力が豊かだね。。。
またまた勉強になりました。。。
('-'*)アリガト♪

アルカイック さんのコメント...

@志保さん、こんにちは。

コメントありがとう。
そうだよね。
日本人も侘びとか寂びとかいろいろ豊かな風情があるけど、
外国の昔の神話や童話や興味がいろいろわくね。
こうして調べると、勉強になって楽しいよ。
花は知識がないから難しいね。