チューリップはユリ科チューリップ属の植物で、球根ができ、形態は有皮鱗茎。
和名は鬱金香、中近東ではラーレと呼ばれてます。原産はアントリア、イランからパミール高原、ヒンデュークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯です。
外観は、花弁が先端が丸いものや尖ったもの、フリル状のものまであります。咲き方も一重から八重。一つの球根から複数の花がつくもの、すぼまった状態で開花するものや花弁が外側へ反り返り全開して開花するものなどさまざま。色も青以外の赤・黄・オレンジ・白・緑・紫などの単色や複数の色のものなど、数百品種のチューリップが存在します。
生産地として世界的にはオランダが有名ですよね。オランダから各国へ輸出されています。日本で販売されている球根は、ほとんどがオランダからの輸入のようです。日本では、新潟県や富山県で大規模な栽培が行われていて、両県を合わせた球根生産での国内シェアは98%です。
国営明石海峡公園や上湧別町チューリップ公園が有名ですかね。
アフガニスタン、オランダ、トルコ、ベルギーでチューリップは国花に指定されていて、日本国内では、新潟県と富山県が県花に、市花や町花となると数えきれないほど多くの地方公共団体で指定されています。
もともとはオスマン朝トルコでもてはやされて、ローマ帝国、オーストラリアの大使によってはじめてヨーロッパに伝わったらしいです。この伝来のときにチュルバンと伝わったために現在のチューリップと言う名が生まれたという説が通説ですね。
写真のチューリップは一重遅咲き系のテンプルズフェイバリットかな、フリンジ咲き系のフレアーフリンジドかな、よくわかりません。
でも、かわいいですよね。
2 件のコメント:
アルカイックさんへ
また勉強になりました。。。
和名に鬱があるので驚きました。。。
@志保さん、コメントありがとう。
きょう、もっときれいに並んだチューリップを近所で見つけました。
失敗したな。
差し替えてもいいけど、取っておきます。
そうなんだよ、鬱の花なんだね。
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